「自分には無理です…」
なぜ日本の子供たちは、自信がないのか?
はじめまして。
クラウドEnglishの運営会社代表の
孫辰洋(そんたつひろ)です。

これは私たちが塾をやり始めたころの話。
当時、塾生だったある男の子に対して、
「大学に行ってやりたいことは何かある?」と質問をしたことがありました。
すると彼は、
「何もないですね。
自分なんかに出来る気がしないし、
やっても結果でないからやっても意味ないですよ。」
「そもそも夢も目標もないのに勝手に勉強を押し付けないでほしい。」
「今までやってもできなかったのに、、
どうせできないのになんで頑張らなきゃいけないの?」
「てか勉強しろって言うなよ。勝手にやれやれ言うくせに、結果がでないとすぐに怒る。大学に行くのも勝手に決めて、行く俺の意見も聞かない。のくせに押し付けた目標が達成できないとなるとすぐキレる。」
「学校でも塾でも無理って言われるのに、目指さなきゃいけない意味がマジで分からない。もう勉強なんてやりたくない。というか学校も嫌だ。。」
彼は高校生にして、これからの未来に絶望していました。
まだまだ人生これからだというのに、
すごく悲しいですよね…。
未来に絶望していたのは、
この高校生だけではありません。
当時、私たちが通っていた早稲田大学の友人と
食事をしていたときも、
「小さい時からゆとりゆとりって言われて。で、成人式もキャンパスライフもコロナに奪われて。で、若者が感染源だからってマスコミに悪く書かれて・・」
「大学生活もまともに過ごせなかったのに、急にあなたのやりたいことはなんですか?って聞かれるんだよ?夢とか目標なんてあるわけないじゃん。だって何もできなかったんだよ?」
「めっちゃ頑張っても報われるか分からない。税金とか年金とか、
よくわかんないけどわるいニュースしか入ってこないのに何をモチベーションに頑張ればいいんだよ。」
「そもそも今まで勉強しろって言われてきたからしてきたのに、
急に自分の人生は自分で決めろ。今度は急に「あなたの意見は?」とか聞かれるのマジで意味わからん。」
冒頭から最後までこんな話ばかり。
彼らは東大や慶応、早稲田等の「高学歴」と言われるようなエリートたちでさえ、こんな思いで毎日を過ごして
いるんです。
目標も、夢も、自信もない子供たち。
この現状をあなたはどう思いますか?
少し、日本の現状についてお話しさせてください。
これは、「自分自身に満足していますか?」という
アンケートを
国別で行ったときのグラフ。

日本人の自己肯定感は、他の海外の国に比べて、
データから見ても圧倒的に低いのです。